マン・レイ 「黒と白 Noire et Blanche」

マン・レイ(1890ー1976 米国)

世界中にファンの多い写真家マン・レイについてここで言及するには及ばない。ここで取り上げたいのは、作品に映っている白い女性の顔と同型の黒い仮面である。明らかにアフリカ原住民制作のアーモンド型の仮面。

アフリカ原住民が制作した彫刻や仮面は世界中のアーティストを魅了してきた。国内では2〜3年前に東京国立博物館で「縄文ー一万年の美の鼓動」が特別展で催されるなど岡本太郎などアーティストに影響を与えてきた縄文土器のように、アフリカの仮面や彫刻は当初彫刻家志望であったモディリアーニにも影響を与え、描く首の長い女性像の原型と言われている。

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